10La Finestra nuova Vol.11が出るというスペースの問題ではなくて、照明の問題ですよね。みんなが憧れるパリの部屋だって結構狭いですし。日本の一般的な家庭では天井に全体照明がついて、部屋全体をくまなく明るく照らす。だから主張が強い色や柄はより強く出てしまう。一方、欧米は間接照明で局所的に照らすから、コントラストの強い柄や鮮やかな色も程良いスパイスになるんです。西垣 だから主張が強い色や柄はコントラストを下げたり面積を小さくして主張を抑えるといい。もし全面的に使いたいなら照明を全体照明から間接照明に切り替えることをおすすめしたいですね。大場 今年のハイムテキスタイル全体のテーマが心身を健康的に、社会的にも快適な暮らしを送ろうというもの。それを反デザイナー、decorators代表。ヨーロッパの最新トレンドを取り入れた独自のソフトファーニシングスタイルを切り開き、 国内外で高い評価を得る。西垣ヒデキ ブラック×ホワイトはコントラストを弱めるかアクセント使い。照明を変えるという手も。注目のアシッドイエローはグレーやベージュとセットで使う。強い印象を持つブラック×ホワイト。日本の空間でそのまま全面に使うと圧迫感が出がちなので、コントラストを弱めたり部分的に取り入れるのがおすすめです。奥の手は全体照明から間接照明に変えること!5.6.展示会場のここかしこで見られたメリハリの効いたブラック×ホワイトのバイカラー使い。中にはなかなか主張の強い柄も。ほかの色を入れないで純粋に黒白でまとめるのが今年風。7.8.トレンドカラーのアシッドイエロー。小物のほか壁紙やカーテン全面、ソファの座面など大きい面積にもどんどん採用されています。c.ブラック×ホワイトの強いコントラストを弱めて、トレンドカラー、グレーのバイカラー使いに。幾何学柄もお洒落。f.玄関の出窓に掛けたブラウンベージュのカーテン。そのヘムにアシッドイエローをあしらうだけで空間がパッと華やぎます。d.黒白のままで使うなら、ヘムやタッセル、クッションなどに部分使いすると効果的。コーディネートもピリッと締まります。グレーやブルーに次ぐ色として多く使われていたのが青みがかったアシッドイエロー。メインカラーとして使うと今っぽさ全開だけど、ちょっと強すぎる? そんなときはグレーやベージュなどの中間色と組み合わせて。e.幅広の窓全面にアシッドイエローのイカット柄カーテンを掛けると、主張が強すぎることも。間にベージュのカーテンを挟めば黄色が引き立ちます。手工芸や自然素材を取り入れて全体のクオリティーを上げる5678cdfe
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