La Finestra nuova Vol.16
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 日本とスウェーデンの外交関係樹立 150 年を迎える今年、1 年を通して両国で多くの祝賀事業が行われます。特にデザイン好きにおすすめのイベントをスウェーデン大使館の方に教えてもらいました。「世界的なデザイナー、インゲヤード・ローマンの日本初の大規模な展示会やリサ・ラーソン展などがあります。ほか、スウェーデンの若手デザイナーが参加するDESIGNART(10月/東京・表参道)も注目です」。スウェーデンのデザイナーが日本文化の影響を受けたり、日本でスウェーデンのブランドが人気だったりと、デザイン面でも関わりが深い両国。「家やインテリアへの関心が高いスウェーデンの人々が大切にしている概念に“ラーゴム(Lagom)”があります。その意味は、多すぎず少なすぎず、自分にとってちょうどよい量。日本の“中庸”にも通じる概念です」。シンプルで飾らない心地よい暮らしを、イベントを通して体感してみて。2018年、日本との外交樹立150周年を迎えるスウェーデン。日本各地で行われるさまざまなイベントを通して、かの国の豊かなライフスタイルに触れてみましょう。スウェーデンのラーゴムな暮らしNext Issue Vol.17は2018年10月下旬発行の予定ですwith Curtains2018 presentsニッポンのインテリアトレンド国内インテリアテキスタイルメーカーの新作から、今のテキスタイルトレンドを読み解きます。今年はコーディネート増量でお届け! 注目のトレンドセッターやインテリアアイテムも紹介。国内インテリアの最新事情がわかります。※編集内容は変更になる場合があります。冬の季節が長いスウェーデン。貴重な夏の休暇には郊外のサマーハウスで家族や友人と過ごす人が多いよう。スウェーデンの人々にとって家は最も大切で居心地が良い場所なのです。Photo Credit: Lina Roos / imagebank.sweden.seデザイナー兼陶芸家のインゲヤード・ローマンの作品が一堂に集まる「インゲヤード・ローマン展」。作家自身が選んだ代表作品を中心に約200点が展示されます。Photo Credit:Anna Danielsson / Nationalmuseum Stockholm日本・スウェーデン外交関係樹立150周年オフィシャルサイトhttps://swedenjapan150.jp/機能的で飾らない、暮らしになじむデザインがスウェーデンインテリアの特徴。写真はデザイナーのブルーノ・マットソンが暮らした家。シンプルモダンな美しい空間です。Photo Credit:Tina Stafrén / imagebank.sweden.se2018年下半期 注目のスウェーデン関連イベント「ちょうどよい」心地よさを体感 企画・発行 トーソー株式会社 トーソー出版編集・制作 株式会社デュウAD・デザイン 草薙伸行・蛭田典子(Planet Plan Design Works)印刷・製本 図書印刷株式会社La Finestra nuova Vol.162018年6月20日発行 www.nestra.jpインゲヤード・ローマン展東京国立近代美術館工芸館9月14日(金)~12月9日(日)リサ・ラーソン展小倉・井筒屋7月25日(水)~8月15日(水)新潟・新津美術館9月1日(土)~11月11日(日)カール・ラーションスウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館9月22日(土)~12月24日(月・祝)

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