La Finestra Vol.23
11/24

11Vol.23壁も床も色柄で彩るウズベキスタン流インテリア鮮やかな青色がトレードマークのリシタン陶器。植物や幾何学の柄が手描きで繊細に描かれています。現地では大皿を食卓で使ったりもするそうですが、やや欠けやすいこともあり、飾って楽しむのがよさそう。上写真のように複数を飾るとひとつのアートのようで素敵。リシタン陶器プレート1,980円~「綿花の生産が盛んなウズベキスタンを象徴する柄」と盛井さんが教えてくれた綿花柄。1970年代につくられ始めた工業製品がまたたく間にメジャーな存在に。綿花柄のティーセットや器は家庭に必ずといっていいほど常備されているそう。木工細工や建築物の柄にもよく用いられています。木工細工の小物入れ1,980円繊細な手描きの絵皿はインテリアとして飾りたい国を象徴する綿花柄でエキゾチックな食卓を演出「スザニ刺繍はもともとは嫁入り道具として家庭内で大切につくられてきたもの。ひとつひとつの柄にきちんと意味があり、たとえばザクロは子孫繁栄、唐辛子には厄除けの願いが込められています」 スザニ刺繍以外のアイテムも、それぞれ個性的で魅力あふれる柄ばかり。現地の人たちのように柄を重ね使いするのはなかなかハードルが高いかもしれないけれど、一、二点をアクセントとして取り入れるとインテリアにぐっと深みが増しておすすめです。遠い砂漠の国へ思いを馳せながら、異国情緒を空間に加えてみて。「色柄が大好き」という言葉通り、壁は可愛らしい空色やピンクで彩られ、床には総柄のラグや長座布団状のクッションが敷き詰められた一般家庭のインテリア。目にも鮮やか!Uzbekistan

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る