La Finestra Vol.23
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伝統的な藍染めや泥染め、刺繍など、地域色豊かなテキスタイル類。(左角形2点)いかにもアフリカらしい色柄。西アフリカのプリント布、パーニュは現地では主に服飾用に使われていますが、もちろんインテリアに使ってもOKです。各3,300円(上左)マリ・ドゴン族の藍染めブランケット11,000円 (上中)泥染めで有名なマリのタペストリー7,920円 (上右)手織りのコットン生地に伝統的な刺繍を施したブルキナファソのブランケット13,200 円壁に掛けたりスローにしたり。素朴さが美しい伝統布4近年注目の集まるアフリカのプリミティブ(原始的)なインテリア。なかでも取り入れやすい西アフリカのアイテムは要チェックです。プリミティブと洗練と。2つのベクトルの共存シンプルだけど個性的 バランスのよさが魅力 たくましい自然の姿を写し取ったような素朴なテキスタイルや家具。部族に古くから伝わる打楽器類。力強さが特徴のアフリカのインテリアですが、今特に注目したいのが、コートジボワール、マリ、ブルキナファソ、セネガルなど西アフリカ発のインテリア。アフリカ専門の輸入販売会社で西アフリカ地区を担当する小倉彩さんは、その魅力を次のように語ります。「プリミティブ家具やテキスタイル類はアフリカの各地でつくられています。そのなかでもコートジボワールのセヌフォ族の家具に代表される西アフリカのアイテムは、装飾の少ないシンプルなデザインが特徴。日本の住空間にも無理なく取り入れられると思います」 一方、雑貨類はカラフルなものが多いのがまたユニーク。「西アフリカ諸国の中で異色なのが、西岸に位置するセネガル。フランスの植民地だったことやイスラム文化の影響が大きく、他の国とは一線を画す洗練された色使いやデザインが目を引きます」(小倉さん)。確かにパステルカラーのバスケットやマーブル柄のじょうろなどは、他では見られない可愛らしさ。モダンな空間にも相性よしの西アフリカのアイテムで、インテリアをセンスアップしてみては。小倉彩さんアフリカ専門の輸入販売会社アフリカンスクエアーで西アフリカ、モロッコを担当。現地に頻繁に足を運び、地元の人と協同で製品づくりを行う。https://www.african-sq.co.jp教えてくれた人掲載商品問い合わせ先:アフリカンスクエアー https://www.african-sq.co.jp

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