Vol.2421ひとつとして同じものがない竹村さんの器。相反する色もためらいなく同居させます。色の乗せ方も多彩で、掛け分け(2種類以上の釉薬を部分的にかけて発色に変化をつける)や吹き付けのほか、飛び散らせたり釉薬の中にくぐらせたり重ねて塗ってみたり、練り込んでみたり。まるで服を着せるように色を置いていきます。シンプルな形が色の美しさをさらに引き立てます。
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