8つくって眺めて癒される 小さな苔の世界 ガラス容器の中に広がる小さな世界。想像が掻き立てられるような苔テラリウムが最近人気です。第一人者である石河英作さんに話を聞きました。 「ガラス容器の中で植物を栽培するテラリウム自体は昔からありましたが、苔をメインにしたものが注目されるようになったのはここ５年くらい。苔は水やりの頻度も他の植物に比べて少なくて済むし、ゆっくり成長するのが今の空気に合っているんじゃないでしょうか。苔は種類もたくさんあり、それぞれ個性があってかわいいですよ」 ジオラマや箱庭のように、自分の手でひとつの世界をつくり出せるのも魅力。同じ材料でも人によってまったく異なる姿ができあがると言います。窓辺にひとつ、あなただけの愛しい世界をつくってみませんか？0℃以下でも大丈夫と寒さには強い苔。でも暑さにはちょっと弱いので気をつけて。理想は30℃以下、高くても35℃以下の環境に置きましょう。旅行など夏場に長く留守にするときは要注意。その際は緊急避難場所として冷蔵庫の野菜室に保管を。暑さには弱いです……。35℃以下で育てて！暗い場所が好きと思われがちな苔ですが、じつは適度な光が必要。窓辺など明るめの室内に置きましょう。ただし直射日光は容器内が暑くなりすぎてしまうので避けて。日光が差さない場所ならLEDライトで代替できますが、1日8時間は照射が必要です。光が好き。でも直射はNG明るめの室内がベスト苔テラリウムはふたを閉めて飾るので、水分が蒸発しにくい状態に保たれます。水やりは霧吹きで2週間に1回程度、土が乾いてきたらあげる程度でOK。苔がしっかり濡れるまであげましょう。水の量が多すぎて溜まるようならスポイトで吸い出します。水やりは2週間に1回土が湿った状態をキープ石河英作さん苔クリエイター。2013年に苔テラリウム専門ブランド「道草michikusa」を立ち上げ製造・販売を行うほか、ワ ークショップ開催やメディア出演な どで活躍。苔テラリウムのつくり方や育て方を詳しく解説したyoutube「道草ちゃんねる」も人気。https://www.y-michikusa.com/教えてくれた人お手入れ簡単な上に、箱庭づくりのように夢中になってしまう新感覚のグリーンインテリア。ゆっくりとした苔のペースが癒しをもたらします。lesson _O1
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