La Finestra Vol.24
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9Vol.24A ガラス容器 B 水差し C 苔(ヒノキゴケ、ホソバオキナゴケ、コツボゴケ) D 苔テラリウム用の土 E 化粧砂(富士砂) F 溶岩石 G ハサミ H スパチュラ I スプーン J ピンセット K 絵筆 L スポイト※その他、霧吹きスプレーや好みでフィギュアを用意テラリウム用に配合された土を容器に敷きます。容器はガラス製で光が十分に入るもの、ふたも光を遮らない透明なものを選びましょう。初めてなら直径10㎝程度の容器がつくりやすくておすすめです。1容器に土を入れる苔を植えやすいサイズに手やハサミで取り分けます。サイズの目安はピンセットでつまめるくらい。形や伸びる方向が異なる苔を数種類そろえると、景色に変化がつけやすくなります。今回は3種類を用意。なかでも縦に伸びるヒノキゴケはアクセントにしやすくおすすめです。5苔をカットする景色をつくるための溶岩石を配置。転がらないよう、土に押し込むようにしっかり置きます。正面を決めて、そこからどう見えるかチェックしながら配置を。その後、絵筆を使って土に斜面をつくると景色に変化が出ます。2溶岩石を配置する霧吹きで苔を中心に全体に水を吹きかけます。容器の内側についた水滴をティッシュで拭き取ります。7霧吹きをする苔をピンセットでつまみ、まっすぐ土に突き刺すように植えていきます。指で苔を優しく押さえながらピンセットだけ外すとうまく植えられます。一度に大量に入れずに、少しずつ植えていきましょう。6苔を植え付ける土と石をしっかり水で湿らせます。土が締まって苔を植えやすくなり、石も動きにくくなります。水が余ったらスポイトで吸い取ります。3土と石を水で湿らせる人や動物などのフィギュアを配置すると、より世界観がつくりやすくなります。木製はカビが生えるので避けて、ジオラマ用のゴム製やプラスチック製のものを選んで。8好みでフィギュアを配置化粧砂をスプーンで置いて飾っていきます。その後の苔の配置を想像しながら、苔を植えない場所に置いていきましょう。今回は石の間に山道をつくるイメージで配置。4化粧砂で装飾する水分が蒸発しないようにふたをして完成! 土が適度に湿った状態をキープするよう、2週間に1回程度霧吹きで水やりをします。9ふたを閉めるDECGHIJKLFAB

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