10控えめに敷くよりも 思い切って大胆に どの部屋を見ても目に飛び込んでくるのは色柄豊かなじゅうたんの数々。それもそのはず、この家に暮らすのはイランのミーリー工房のじゅうたんを取り扱うミーリーコレクションと自社工房を運営するソレマニエ・フィニィさん夫妻。手紡ぎ・草木染め・手織りでつくられたミーリー工房のじゅうたんなどを自宅でも楽しんでいます。「自然の素材に囲まれたいという希望をもとにボウクスさんにリノベーションを依頼しました。床は汚れてもいいから無垢材に。壁は、物件探し中にいろんな壁紙を見たんですけどどうしても好きになれなくて。幸運にもこの物件は塗装ができたので自然の風合いが出るように塗ってもらいました」 と話すのは奥様の沙莉さんです。壁の色選びの際に参考にしたのはご主人が気に入って購入していた海外のインテリア本。あまり深く考えすぎずに、二人のインスピレーションでカラーを選んでいったそう。 そしてやっぱり気になるのが部屋の主役とも言えるじゅうたんのコーディネートです。「たくさんの色に囲まれたく上／ややグレーがかった水色で彩られたリビングとダイニング。無垢材のヘリンボーンのフローリングに大判のじゅうたんを敷き、ぬくもりのあるスペースに。カーテンは東京・白金のペニーワイズにオーダーしたもの。左／ダイニングテーブルや食器棚もペニーワイズで購入したもの。キッチンの窓に付けたイエローのローマンシェードが気に入り、今後はカーテンも黄色に変えてみたいそう。ソレマニエ・フィニィ邸／東京都世田谷区リノベーション：ボウクスCase_3
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